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『週刊エコノミスト』2022年2月8日号
【連載】世界中の天文学者が酔いしれる「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」のすべて
米国航空宇宙局(NASA)などは2021年12月25日、「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)」を打ち上げた。
JWSTは、宇宙初期に生まれた星や銀河の光や、太陽系内にある天体、さらに太陽系外にある惑星まで、宇宙のあらゆる時代や姿を探索することができ、数多くの新しい発見をもたらすと期待されている。
月刊『軍事研究』2022年2月号
太陽コロナに突入! NASA探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」が見た世界
米国航空宇宙局(NASA)は2021年12月15日、太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」が、太陽の上層大気であるコロナへ突入することに成功したと発表した。
探査機が太陽に“触れた”のは史上初めて。太陽風の磁力線の向きがS字型になる現象の起源も突き止めることにも成功した。太陽コロナの粒子と磁場を直接探査することで、太陽そのものと、太陽が太陽系に及ぼす影響について、重要な情報を得ることができたとしている。広告
成果をまとめた論文は、『Physical Review Letters』に掲載されたほか、『Astrophysical Journal』にも受理された。
ダイナミックな宇宙を探る切り札! X線偏光観測衛星「IXPE」打ち上げ成功
米国航空宇宙局(NASA)などは2021年12月9日、X線偏光観測衛星「IXPE」の打ち上げに成功した。
IXPEは、超新星残骸や超巨大ブラックホールなどの高エネルギー天体から放たれるX線の「偏光」を観測。宇宙で最も強烈で謎に満ちた天体を、これまでにない新しい方法で見ることで、その謎を解き明かすことを目指している。
JAXA「イプシロン」ロケット5号機のファクトブックを制作しました
JAXA様からのご依頼で、先日打ち上げられた「イプシロン」ロケット5号機のファクトブックを制作しました。
メディア向けの参考資料として、打ち上げ時に配布されたものです。
Webでも公開されましたので、どなたでもご覧いただけるようになりました(PDF注意)。
「宇宙で国際会議したら地球は平和に」 – 前澤友作氏ら、宇宙旅行から帰還
日本人初の宇宙旅行者となった前澤友作氏と平野陽三氏が、2021年12月20日、12日間の宇宙滞在を終えて地球に帰還した。
前澤氏は「地球なう」とツイートし、元気さをアピール。今後、宇宙で撮影した動画を続々と公開していく予定だという。
12月21日・東京新聞(朝刊)にコメントが掲載されました
米企業ロケット・ラボ、独創的な新型再使用ロケット「ニュートロン」を発表
米国の宇宙企業「ロケット・ラボ」は2021年12月2日、開発中の新型ロケット「ニュートロン(Neutron)」の最新情報を公開した。
従来の構想に比べ、機体やフェアリング、エンジンに独自性ある技術を多く採用。打ち上げコストの低減を目指し、信頼性と再使用性をさらに追求したコンセプトとなった。
そこには、ライバルとなるスペースXの再使用ロケット「ファルコン9」の“弱点”を研究して生み出された、数々の工夫が込められている。