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2022年6月1日・マイナビニュース

苦難乗り越え – ボーイングの「スターライナー」宇宙船、無人飛行試験に成功

 米航空宇宙メーカーのボーイングは2022年5月26日、新型有人宇宙船「スターライナー(Starliner)」の無人飛行試験「OFT-2」に成功した。

 5月20日の打ち上げ後、軌道上での運用や国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングなどを実証し、26日に地球へ帰還。計画していたすべての試験項目を達成したという。

 スターライナーは2019年にも無人飛行試験を行ったが、トラブルが相次ぎ事実上失敗。今回無事にリベンジを果たし、有人での飛行試験に向けたすきをつないだ。

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2022年5月31日・軍事研究

軍事研究別冊『現代の戦略攻撃兵器』

 5月31日(火)発売の軍事研究別冊『現代の戦略攻撃兵器』に、「次々登場する強国の次世代大型打ち上げロケット」と「現代戦を支配する世界の最新軍事衛星」の記事を書きました。

 別冊は、写真などでわかりやすく見せる誌面ということで、いつもの本誌の記事よりも簡潔かつ網羅的に、世界のロケットや軍事衛星について紹介しています。

 ぜひお手に取ってご覧いただけますと幸いです。

 


2022年5月30日・マイナビニュース

北海道大樹町に広がる宇宙の渚 – インターステラテクノロジズ探訪記

 北海道の宇宙企業「インターステラテクノロジズ(IST)」は2022年4月27日、開発中の超小型衛星打ち上げロケット「ZERO」のエンジンに使うターボポンプについて、ポンプ部分の性能を確かめるための試験を実施した。

参考:ISTの新型ロケット「ZERO」の鼓動が聞こえた! 心臓部ターボポンプの試験成功

 それに合わせ、同社はロケットを開発、製造する工場や、打ち上げを行う射場を公開した。

 2019年、日本の民間企業が開発したロケットとして初めて宇宙空間に到達するという快挙を打ち立て、現在は超小型衛星打ち上げロケットも開発するIST。その歴史が生まれ、いまなお作られ続けている場所、そしてISTが拠点を構える北海道大樹町という「宇宙の渚」は、いったいどんなところなのだろうか。

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2022年5月26日・Telescope Magazine

超小型衛星×AI×IoT=∞ パイオニアが語るその未来

 東京エレクトロンさんのWebマガジン『Telescope Magazine』に、東京大学の中須賀真一教授へのインタヴュー記事を書きました。

 超小型衛星とAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)を組み合わせた研究や、その将来の展望や課題、そして研究室での教育方針、人生訓などについてインタヴューしました。

 また、中須賀・船瀬研究室で学ぶ学生さんや、ベンチャーを立ち上げた社会人学生の方にもお話を伺いました。

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2022年5月21日・新聞掲載

日本経済新聞にコメントが掲載


2022年5月10日・軍事研究

月刊『軍事研究』2022年6月

 月刊『軍事研究』2022年6月号(5月10日発売、ジャパン・ミリタリー・レビュー)に、連載「最新世界の次世代ロケット」の「インド編」を書きました。

「PSLV」などの現行ロケットと、「GSLV Mk-III」など新型ロケットの概要や現状、有人や再使用機なども含めた今後の展望について解説しています。

 ぜひお手に取ってご覧いただけますと幸いです。


2022年5月4日・マイナビニュース

ISTの新型ロケット「ZERO」の鼓動が聞こえた! 心臓部ターボポンプの試験成功

 北海道大樹町の宇宙企業「インターステラテクノロジズ(IST)」は2022年4月27日、開発中の超小型衛星打ち上げロケット「ZERO」のターボポンプの水流し試験を実施、その模様を報道陣に公開した。

 ターボポンプはロケットの心臓部にも例えられる重要な部品のひとつ。試験は無事に成功し、必要なデータを取得。2023年度の初打ち上げに向け、今年から多くの試験が始まろうとしている。

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2022年4月25日・マイナビニュース

中国「神舟十三号」宇宙船が地球に帰還、半年の宇宙ステーション滞在を完遂

 中国の宇宙船「神舟十三号」が2022年4月16日、3人の宇宙飛行士を乗せ、地球への帰還に成功した。

 3人は昨年10月に打ち上げられ、建設中の「中国宇宙ステーション(CSS)」へ飛行。中国にとって最長となる半年間の長期滞在ミッションをこなした。

 今後、CSSの増築のほか、6人体制での滞在なども計画。中国の有人宇宙計画は順調な歩みをみせている。

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2022年4月23日・新聞掲載

日本経済新聞にコメントが掲載

 日本経済新聞にコメントが掲載されました。


2022年4月19日・マイナビニュース

「国際宇宙ステーションが落ちるぞ」と脅すロシア、その真意と今後の展望

 2022年2月24日から始まったロシアのウクライナ侵攻は、いまなお終わりが見えない厳しい状況が続いている。

 その影響は宇宙開発にもおよび、ロシアと欧米諸国が共同で進めていたさまざまな宇宙計画が中断や一時停止となっている。

 そんな中、米ロが中心となって運用している国際宇宙ステーション(ISS)の行く末も不透明となっている。ロシア宇宙開発のトップを務めるドミトリー・ロゴージン氏は、ISSからの撤退を匂わすなど挑発。一方、仮にロシアが撤退しても、米国や日本などのみで運用が続けられる体制も整いつつある。

 はたして、ロゴージン氏の挑発はどこまで本気なのか。そして、ISSの今後はどうなるのだろうか。

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