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2022年2月23日・マイナビニュース

イーロン・マスクが「常識外れ」と語った、宇宙船「スターシップ」の開発

 イーロン・マスク氏の宇宙企業、スペースXが開発中の巨大宇宙船「スターシップ」。火星移民を目指す、現代のノアの船である。

 これまで高度約10kmまで飛行して着陸する試験が行われたのみだが、打ち上げに使うブースターの「スーパー・ヘヴィ」や、発射と着陸に使う施設などの開発も進み、宇宙へ飛び立つ日が着々と近づいている。

 2022年2月11日、マスク氏はその開発の最新状況について明らかにした。はたしてスターシップはいつ打ち上げられるのか。そして人類は、いつ火星の大地を踏みしめることになるのだろうか。

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2022年2月18日・マイナビニュース

国際宇宙ステーション、2030年まで運用へ – 廃棄処分と後継機はどうなる?

 地球の上空約400kmを回る国際宇宙ステーション(ISS)。つねに約7人の宇宙飛行士が滞在し、地球や天体の観測、宇宙環境を利用した実験や研究などを行っている。

 そんなISSも、建設開始からまもなく四半世紀を迎え、老朽化が進んでいる。その一方で、民間による地球低軌道における活動が活発になりつつある。

 こうした事情を背景に、米国のバイデン政権は2021年12月31日、ISSを2030年まで運用する計画を発表。それを受け米国航空宇宙局(NASA)は2022年2月1日、2030年までのISSの運用と、その後の解体処分、そして民間による新たな宇宙ステーションの計画について明らかにした。

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2022年2月10日・軍事研究

月刊『軍事研究』2022年3月号

 月刊『軍事研究』2022年3月号(2月10日発売 、ジャパン・ミリタリー・レビュー )に、昨年11月に行われた、ロシアの衛星攻撃兵器による衛星迎撃試験に関する解説記事を書きました。

 試験の概要から、各国による衛星攻撃兵器の開発・試験の現状、スペース・デブリ問題、今後の展望などについて解説しています。

 ぜひお手に取ってご覧いただけますと幸いです。


2022年2月9日・マイナビニュース

火星の水、20億年前まであった? これまでの推定より約10億年長く – Caltech

 カリフォルニア工科大学の研究者たちは2022年1月26日、火星探査機の観測データから、20億年前の火星に水があった証拠を発見したと発表した。

 これまで、火星の水は約30億年前に蒸発したと考えられてきたが、それよりも約10億年長く存在し続けていたことになる。火星の水や、過去に生存していたかもしれない生物をめぐる謎に、新たな疑問を投げかけることになった。

 成果をまとめた論文は、『AGU Advances』誌に掲載された。

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2022年2月7日・マイナビニュース

『スター・トレック』生みの親の遺灰、「ヴァルカン」ロケットで宇宙へ

 宇宙葬を手掛ける米国の民間企業「セレスティス(Celestis)」は2022年1月26日、『スター・トレック』の生みの親ジーン・ロッデンベリー氏らの遺灰を、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)が開発中のロケット「ヴァルカン」で打ち上げると発表した。

 ミッション名は「エンタープライズ」で、打ち上げは今年後半の予定。同社は「『ヴァルカン』という名前のロケットで、この歴史的なミッションを行うことを楽しみにしています」と語る。

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2022年2月4日・マイナビニュース

恒星間天体「オウムアムア」を追いかけて探査する「プロジェクト・ライラ」

 2017年、史上初めて発見された恒星間天体「オウムアムア(‘Oumuamua)」。太陽系の外から突如やってきた来訪者に、天文学界は大きく沸き立った。

 発見された時点で、オウムアムアは地球から遠く離れた場所にあり、さらに遠ざかっていたため、いったいどんな天体なのかはほとんどわかっていない。

 その謎を解き明かすため、英国の非営利団体「Initiative for Interstellar Studies (i4is)」は、オウムアムアを追いかけて探査する計画「プロジェクト・ライラ(Project Lyra)」を提案している。

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2022年2月2日・マイナビニュース

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、目的地に到着 – 観測に向けた準備が本格化

 米国航空宇宙局(NASA)などは2022年1月25日、昨年末に打ち上げたジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が、観測を行う太陽・地球系のラグランジュ点L2を回る軌道に到着したと発表した。

 JWSTは今後、約3か月かけて望遠鏡を調整。今春にも最初の画像を撮影する“ファースト・ライト”を行い、科学運用に入る予定となっている。

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2022年1月29日・週刊エコノミスト

『週刊エコノミスト』2022年2月8日号

 1月31日(月)発売の『週刊エコノミスト』2022年2月8日号に、H3ロケットの打ち上げ再延期に関するニュース記事を書きました。

 ご高覧いただけますと幸いです。

 どうぞよろしくお願いいたします。


2022年1月17日・マイナビニュース

【連載】世界中の天文学者が酔いしれる「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」のすべて

 米国航空宇宙局(NASA)などは2021年12月25日、「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)」を打ち上げた。

 JWSTは、宇宙初期に生まれた星や銀河の光や、太陽系内にある天体、さらに太陽系外にある惑星まで、宇宙のあらゆる時代や姿を探索することができ、数多くの新しい発見をもたらすと期待されている。

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2022年1月8日・軍事研究

月刊『軍事研究』2022年2月号

 月刊『軍事研究』2022年2月号(1月8日発売 、ジャパン・ミリタリー・レビュー )に、「先陣を切る『孤独な宇宙ロボット』」という記事を書きました。

 今号では「陸・海・空・宇宙の無人兵器」という特集が組まれており、その中で「最新世界の無人探査機」というテーマをいただき、人工衛星や月・惑星探査機など、宇宙機の自動・自律制御(=ロボット)の概要や最新の状況、今後の展望などについて解説しました。

 ぜひお手に取ってご覧いただけますと幸いです。