ジェフ・ベゾスの「ブルー・オリジン」、アルテミス計画の月着陸船を開発へ
米国航空宇宙局(NASA)は2023年5月19日、有人月探査計画「アルテミス」で使用する月着陸船を開発する企業として、米宇宙企業「ブルー・オリジン」を選定したと発表した。
月着陸船の開発をめぐっては、すでにスペースXが選ばれており、ブルー・オリジンは2社目となる。スペースXの月着陸船は2025年と2028年に予定されている「アルテミスIII」、「IV」で使い、ブルー・オリジンの月着陸船は2029年の「アルテミスV」で使うという。
2種類の月着陸船が運用されることで、アルテミス計画の堅牢性が高くなることが期待できる。だが、ここに至るまでには大きな紆余曲折があった。
ひとつ古い記事 『週刊エコノミスト』2023年6月6日号
ひとつ新しい記事 東京新聞 6月2日(金)朝刊