米次世代ロケット「ヴァルカン」、上段の試験中に爆発 – 初打ち上げは延期
米国のロケット企業、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)は2023年4月14日、開発中の新型ロケット「ヴァルカン」の上段の試験中に、異常が起きたと明らかにした。
試験中の機体から燃焼の液体水素が漏れ、引火したことで爆発したという。
ヴァルカンは米国の次世代ロケットのひとつで、主に軍事衛星や惑星探査機などの打ち上げに使うことを目的としている。初打ち上げは5月4日にも予定されていたが、この事故により6月以降へ延期されることとなった。
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