2023年3月31日・マイナビニュース

ロシアの侵攻で頓挫した、欧州の火星探査車が再始動 – 2028年の打ち上げ目指す

 欧州宇宙機関(ESA)は2023年3月13日、頓挫していた火星探査車「ロザリンド・フランクリン」の開発について、2028年の打ち上げを目指して計画を立て直したと発表した。

 同探査車はロシアとの共同ミッションだったが、ロシアのウクライナ侵攻を受け協力を中止。以来、欧州を中心とした新たな開発体制が模索されていた。

 ロシアが担当していた機器などを新たに欧州で造り直すほか、米国航空宇宙局(NASA)も、2024年度予算要求において同探査車への予算を計上し、協力する姿勢をみせている。

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