宇宙飛行に革命を! NASAが「回転デトネーション・エンジン」の試験に成功
米国航空宇宙局(NASA)は2023年1月26日、従来のロケットエンジンとは異なる仕組みで動く「回転デトネーション・ロケットエンジン」の燃焼試験に成功したと発表した。
このエンジンは「デトネーション(爆轟)」と呼ばれる超音速燃焼現象を使用して推力を生み出すという仕組みで、従来のロケットエンジンより少ない推進剤でより多くのエネルギーを生み出すことができ、月や火星などの深宇宙への有人飛行や探査機の飛行に大いに役立つ可能性を秘めている。
ひとつ古い記事 小惑星「2023 BU」が地球から3600kmを通過、史上最も接近した天体のひとつに
ひとつ新しい記事 『週刊エコノミスト』2月14日号