中国のロケット落下問題、“正しく理解し、未来に活かす”ために大切なこと
中国が打ち上げた大型ロケット「長征五号B」の機体の一部が、2021年5月9日ごろに大気圏に再突入する見通しだ。
同様の事態は昨年5月にも起き、このときは燃え残った破片が、西アフリカのコートジボワールに落下したとみられている。今回もまた、破片が地表に落下する可能性がある。
人などに当たる可能性はきわめて低く、決してパニックになる必要はない。しかしこの問題は、今後を見据えて、中国、そして世界が考えなくてはならない課題を、私たちに突きつけている。
ひとつ古い記事 スペースXの巨大宇宙船「スターシップSN15」の飛行試験は計画通り成功!
ひとつ新しい記事 週刊エコノミスト5月18日号