NASAの巨大ロケット「SLS」がエンジン燃焼試験に成功、月への打上げに前進
米国航空宇宙局(NASA)は2021年3月19日(日本時間)、有人月・火星探査を目指して開発中の巨大ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」の、コア・ステージの燃焼試験に成功した。
同じ試験は今年1月にも行われたが、不具合によりエンジンが早期に停止する結果に終わっていた。
今回の試験が成功したことで、無人での月周回飛行ミッション「アルテミスI」、そしてその先の有人月探査に向け、ひとつ前進したことになる。しかし、初飛行の時期など、今後の予定は不透明だ。
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