ゲートウェイと月面を往復するのに最適な月着陸船を米露の研究者が特定
ロシアのスコルコヴォ科学技術大学(スコルテック)と、米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)からなる研究チームは2021年3月15日、有人月周回拠点「ゲートウェイ」と月面を往復する有人月着陸船にとって、性能とコスト面から最も最適なのは、液体酸素と液体水素を推進剤とする再使用可能な単段式の機体であるとする研究成果を発表した。
数十種類の選択肢を分析した結果導き出されたもので、現在国際協力で進められている「アルテミス」計画など、将来の有人月探査ミッションの実現に役立つ成果だとしている。
この論文は、同日付けで論文誌『Acta Astronautica』に掲載された。
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