NASA、新たに2つの太陽圏物理学ミッションを実施へ – 日本との共同計画も
米国航空宇宙局(NASA)は2020年12月30日、太陽や地球周辺の宇宙天気を探査する、2つの新しい太陽圏物理学ミッションを実施すると発表した。
ひとつは太陽を観測する日本との共同ミッション「Solar-C_EUVST」、もうひとつは3機の超小型衛星でオーロラ・ジェット電流の観測を行う「EZIE(Electrojet Zeeman Imaging Explorer)」。
これらの観測によって、太陽風や太陽フレアやコロナ質量放出といった太陽での爆発現象について理解するとともに、こうした現象による衛星や宇宙飛行士への悪影響を防ぐため、より正確な「宇宙天気予報」の実現を目指す。
ひとつ古い記事 米国、宇宙探査に原子力を本格活用、原子炉発電と原子力ロケットを開発へ
ひとつ新しい記事 月刊『軍事研究』2021年2月号