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巨大宇宙船「スターシップ」がさらに進化! イーロン・マスクが明かしたその姿
米宇宙企業スペースXを率いるイーロン・マスク氏は2024年4月7日、開発中の宇宙船「スターシップ」について講演し、今後の飛行試験や、発展型の開発計画について明らかにした。
早ければ5月にも4度目の飛行試験を行うとしたほか、その次の試験では発射台への着陸も目指すという。さらに、打ち上げ能力を高めた新型のスターシップを開発するとも語られた。
日本初の月面着陸に成功した「小型月着陸実証機(SLIM)」が乗り越えた苦難と大きな成果
東京エレクトロンさまのWebマガジン『TELESCOPE magazine』に、「小型月着陸実証機(SLIM)」の記事を書きました。
SLIMの目的や特徴、月面着陸や月面の運用での出来事、得られた成果などについて解説しました。
H3ロケット3号機は「もう試験機ではない」 – 打ち上げに向けた計画が明らかに
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工は2024年3月21日、三菱重工の飛島工場で、H3ロケットのコア機体を報道関係者に公開した。
このうち第1段は、次に打ち上げる3号機で使用される機体となる。3号機は初めて“試験機”がつかない打ち上げとなる。その一方で、打ち上げ前には、発射台に新たに取り付けた「機体把持装置」の試験が行われる。
試験機1号機の打ち上げ失敗、試験機2号機でのリベンジを経て、ついに宇宙の海へと漕ぎ出したH3が、次に挑む3号機のミッションとはどのようなものだろうか。
小惑星探査がひらく可能性 ─ 生命誕生から宇宙資源、地球防衛まで
東京エレクトロンさまのWebマガジン『TELESCOPE magazine』に、小惑星に関する記事を寄稿しました。
太陽系の成り立ちや生命誕生の謎の解明、水や金属などの資源探索と開発、地球への衝突からの防衛という、昨今話題の3つのテーマについて解説しました。
スペースXの巨大宇宙船「スターシップ」が飛行試験、火星に向けさらに前進
米宇宙企業スペースXは2024年3月14日、開発中の巨大宇宙船「スターシップ」の3度目の飛行試験を実施した。
今回も宇宙からの帰還までは果たせなかったものの、初めて地球を回る軌道の一歩手前まで到達し、さらに宇宙空間でいくつかの技術実証にも挑んだ。
まだ課題は多いものの、同社が目指す月、そして火星への飛行に向け、また一歩前進した。そして早くも、次の飛行試験の準備が進んでいる。
TBSテレビ系列『サンデーモーニング』に出演
3月17日(日)8:00~放送の、TBSテレビ系列『サンデーモーニング』に出演します。
先日のスペースワンのカイロスロケットの打ち上げや、スペースXのスターシップの飛行試験の話を中心に、宇宙ビジネスについて解説します。
ぜひご覧いただけますと幸いです。
インド、「ガガンヤーン」宇宙船に乗る宇宙飛行士を発表 – 2025年にも宇宙へ
インド宇宙研究機関(ISRO)は2024年2月27日、有人宇宙飛行ミッション「ガガンヤーン(Gaganyaan)」で飛行する、最初の4人の宇宙飛行士を発表した。
選ばれたのはいずれもインド空軍のパイロットで、早ければ2025年にも、このうち1~2人がガガンヤーン宇宙船に乗って飛行する予定となっている。
未来のロケットエンジンは、宇宙の彼方へ到達できるか?
東京エレクトロンさまのWebマガジン『TELESCOPE magazine』に記事を寄稿しました。
宇宙ロケットの原理が生み出されてから100年あまり、その発展はとどまることを知りません。
現在研究・開発が進んでいる、ちょっと未来のロケットエンジンについて解説しました。
スペースX、「スターシップ」IFT-2の飛行試験は“成功” – 14日に次の飛行試験
米宇宙企業スペースXは2024年2月26日、昨年11月に実施した新型ロケット「スターシップ」の2度目の統合飛行試験(IFT-2)の飛行結果を発表した。
同社は、「多くの重要なマイルストーンを達成した」とし、「試験は成功」とした。また、機体が爆発した原因についても特定し、対策や改良を行ったとした。
早ければ3月14日にも、3度目の飛行試験に挑むという。
JAXAの月探査機「SLIM」、“月の夜”を越えることに成功 – 観測再開へ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年2月26日、月面に着陸した探査機「小型月着陸実証機(SLIM)」について、月の夜を越える「越夜」に成功したと発表した。
SLIMは、着陸地点が日没を迎え、太陽電池に太陽光が当たらなくなったため、1月31日から冬眠状態にあった。越夜を想定した設計にはなっていないものの、無事に眠りから覚め、運用再開を果たした。
運用チームは「さらなる観測の可能性にワクワクしています」と期待を語っている。