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12月9日(木)放送のTBSラジオ「アシタノカレッジ」に出演します

12月9日(木)放送の、TBSラジオ「アシタノカレッジ」に出演します。
前澤友作さんらの宇宙旅行の概要や、民間による宇宙旅行の今後などについて解説する予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
国際宇宙ステーションの後継機を開発せよ! 米企業3社の商業ステーション計画
米国航空宇宙局(NASA)は2021年12月2日、国際宇宙ステーション(ISS)の後継機となる新たな「商業宇宙ステーション」の建造に向けて、米国企業3社と契約を結んだと発表した。
選ばれたのはブルー・オリジン、ナノラックス、ノースロップ・グラマンの3社。各社とも2020年代後半の完成を目指し、地球低軌道における新たな有人活動拠点として、科学やビジネスに大きな変革をもたらすことを狙う。
小惑星の衝突から地球は守れるのか? NASAの実証ミッション「DART」の全貌
かつて、生き物の王者として栄華を極めた恐竜。しかし、白亜紀末に絶滅し、地球上から姿を消した。その原因は、小惑星が地球に衝突したためといわれている。
それから約6500万年が経った2021年11月24日、米国航空宇宙局(NASA)は探査機を小惑星に衝突させ、その軌道をそらすことができるかどうかを試験するミッション「DART」を打ち上げた。
恐竜たちのかたきを討つため、そして地球の未来を守るため、小惑星や彗星から地球を守るための技術を実証する、史上初の試みが始まった。
世界で最も“退屈”な「アストラのロケット」、ついに衛星打ち上げに成功
雄大な大自然が広がるアラスカ。険しくも風光明媚なこの地から、一風変わったロケットが宇宙へ向けて飛び立った。
ロケットを開発したのは、米国カリフォルニア州の宇宙企業「アストラ・スペース」。小型・超小型衛星打ち上げ用ロケットを開発しているスタートアップで、他社とは一線を画する設計のロケットが特徴である。
これまでに3度打ち上げに失敗しており、2021年11月20日(日本時間)、”四度目の正直”として宇宙へ挑戦。ロケットは順調に飛行し、地球を回る軌道への到達に成功した。
これにより同社は、衛星の商業打ち上げ市場に本格的に参入。いよいよ競合他社との直接的な競争に臨むこととなった。
ロシアが衛星攻撃兵器の試験を実施、宇宙ごみが大量発生 – その顛末と影響
ロシア国防省は2021年11月16日、衛星攻撃兵器システムによる衛星の迎撃試験を実施したと発表した。ミサイルは同国の老朽化した衛星に命中。試験は成功したという。
米軍や米国航空宇宙局(NASA)なども試験が行われたことを確認している。
衛星の破壊にともない、多数の宇宙ごみ(スペース・デブリ)が発生。今後数十年にわたり、他の衛星に衝突するなどの危険性が高まる重大な事態となった。
【連載】世界が認めた三菱重工の技術 – 今冬打ち上げのH-IIAロケット45号機が公開

三菱重工は2021年11月8日、同社飛島工場(愛知県飛島村)において、H-IIAロケット45号機のコア機体を報道公開した。
機体はこのあと種子島宇宙センターへ運ばれ、今年12月21日に英国インマルサットの通信衛星「インマルサット6 F1」を載せて打ち上げられる予定となっている。
インマルサットは長い歴史と高い実績をもつ世界的な衛星通信事業者であり、インマルサット6 F1は同社にとって最新鋭の次世代型衛星の1号機となる。そんな“ロケットの目利き”である同社が、なぜ重要な衛星の打ち上げに三菱重工のH-IIAを選んだのだろうか。
今年で20周年を迎えたH-IIAロケットの概要から、45号機のミッション、そしてインマルサットがH-IIAを選んだ背景などについて、3回に分けてみていきたい。
11月16日(火)NHKラジオ『Nらじ』に出演します
11月16日(火)18時00分〜放送の、NHKラジオ『Nらじ』に出演いたします。
「民間による宇宙旅行 競争激化の背景とこれから」というテーマで、昨今活発になっている宇宙旅行の概要や、金額や安全性、課題などについてお話しする予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
11月15日(月)と16(火)、TOKYO FM「Sapiens 2030」に出演します
先週に引き続き、11月15日(月)と16(火)にも、TOKYO FM「Sapiens 2030」に出演します。
宇宙ビジネスの最新情報や、宇宙ホテルの実現可能性などについてお話ししました。
AuDee(https://audee.jp)でも聞けるそうです。
どうぞよろしくお願いいたします。
月刊『軍事研究』2021年12月号
H-IIAロケット、初打上げから20年 その運用を支える「田代試験場」の歴史と未来 ~後編~
三菱重工さまのオンラインマガジン『SPECTRA』に、H-IIAロケットの20年、そして知る人ぞ知る「田代試験場」の45年の歴史と未来について解説した記事を書きました。
先日公開された前編では、H-IIAの歩みと、8月に行われたLE-7Aエンジンの領収燃焼試験の模様などについて取り上げました。
今回の後編では、なぜロケットの製造拠点がある名古屋(愛知県)から遠く離れた秋田県の山の中に、エンジンの試験場が造られたのか、 田代試験場ではこれまでどんな試験が行われてきたのか、進む老朽化問題、そして日本のロケットを維持・進化させるために何が求められているのか、といったことについて書きました。