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「中国宇宙ステーション」完成へ – 人類の新たな前哨基地、その期待と懸念
中国有人宇宙飛行工程弁公室は2022年10月31日、中国宇宙ステーション(CSS)の科学実験モジュール「夢天」の打ち上げに成功した。
夢天はその後、CSSのコア・モジュールとのドッキングに成功。昨年4月から始まったCSSの建設は、ひとまずの完成を迎えることとなった。
今後、宇宙飛行士の滞在をはじめ、さまざまな宇宙実験の実施、さらには宇宙望遠鏡モジュールの打ち上げなども計画されており、米国やロシア、欧州、日本などが運用する国際宇宙ステーション(ISS)と並ぶ、人類の宇宙の橋頭堡として活躍が期待される。
『週刊エコノミスト』2022年11月1日号
『週刊エコノミスト』2022年11月1日号(10月24日発売)に、イプシロン・ロケット6号機打ち上げ失敗に関するニュース記事を寄稿しました。
日本経済新聞「イプシロン打ち上げ失敗、IHIへの事業移管に暗雲」
日本経済新聞さまにコメントが掲載されました。
月刊『軍事研究』2022年11月号
東京エレクトロン「Telescope Magazine」いつか私たちは火星人に。NASAとイーロン・マスクが挑む有人火星探査の最前線
東京エレクトロンさまのWebマガジン『Telescope Magazine』に、「いつか私たちは火星人に。NASAとイーロン・マスクが挑む有人火星探査の最前線」を寄稿しました。
NASAのアルテミス計画やスペースXの火星移住計画など、有人火星探査の現状について解説しました。
「CISTECジャーナル」2022年9月号
安全保障貿易情報センター(CISTEC)さまの機関誌「CISTECジャーナル」2022年9月号に、「対ロシア制裁によるロシアの宇宙開発及び国際宇宙協力への影響と今後の展望」という記事を寄稿しました。
米ブルー・オリジンの宇宙船、無人飛行で打ち上げ失敗 – 脱出装置で無事回収
米国の宇宙企業ブルー・オリジンは2022年9月12日、「ニュー・シェパード」宇宙船の打ち上げに失敗した。
実験装置を積んだ無人での飛行だったため、けが人は出ていない。また、脱出装置が機能したことから、カプセルと中の実験装置は無事に回収されている。
運用段階に入ってからの打ち上げ失敗は初めて。原因は調査中としている。当面の飛行停止は避けられず、今後の同社による宇宙旅行ビジネスに影響を及ぼす可能性がある。
月刊『軍事研究』2022年10月号
有人月探査の試験ミッション「アルテミスI」打ち上げ延期、その理由と今後
米国航空宇宙局(NASA)は2022年9月4日、有人月探査計画「アルテミス」の第一歩となる「アルテミスI」ミッションの打ち上げを延期すると発表した。ロケットに燃料の液体水素を充填している際に漏れが発生し、解決できなかったためだという。
打ち上げチームは修理に向けた準備を進めている。新しい打ち上げ日は未定だが、10月まで延期される可能性もある。
9月8日放送、TBSラジオ『アシタノカレッジ』に出演します
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9月8日(木)22:00~23:55放送の、TBSラジオ『アシタノカレッジ』に出演します。
アルテミス計画について解説します。 どうぞよろしくお願いいたします。