「Web」カテゴリーの記事一覧

2024年4月16日・マイナビニュース

H3ロケット3号機は「もう試験機ではない」 – 打ち上げに向けた計画が明らかに

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工は2024年3月21日、三菱重工の飛島工場で、H3ロケットのコア機体を報道関係者に公開した。

 このうち第1段は、次に打ち上げる3号機で使用される機体となる。3号機は初めて“試験機”がつかない打ち上げとなる。その一方で、打ち上げ前には、発射台に新たに取り付けた「機体把持装置」の試験が行われる。

 試験機1号機の打ち上げ失敗、試験機2号機でのリベンジを経て、ついに宇宙の海へと漕ぎ出したH3が、次に挑む3号機のミッションとはどのようなものだろうか。

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2024年4月8日・Telescope Magazine

小惑星探査がひらく可能性 ─ 生命誕生から宇宙資源、地球防衛まで

 東京エレクトロンさまのWebマガジン『TELESCOPE magazine』に、小惑星に関する記事を寄稿しました。

 太陽系の成り立ちや生命誕生の謎の解明、水や金属などの資源探索と開発、地球への衝突からの防衛という、昨今話題の3つのテーマについて解説しました。


2024年4月4日・マイナビニュース

スペースXの巨大宇宙船「スターシップ」が飛行試験、火星に向けさらに前進

 米宇宙企業スペースXは2024年3月14日、開発中の巨大宇宙船「スターシップ」の3度目の飛行試験を実施した。

 今回も宇宙からの帰還までは果たせなかったものの、初めて地球を回る軌道の一歩手前まで到達し、さらに宇宙空間でいくつかの技術実証にも挑んだ。

 まだ課題は多いものの、同社が目指す月、そして火星への飛行に向け、また一歩前進した。そして早くも、次の飛行試験の準備が進んでいる。

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2024年3月15日・マイナビニュース

インド、「ガガンヤーン」宇宙船に乗る宇宙飛行士を発表 – 2025年にも宇宙へ

 インド宇宙研究機関(ISRO)は2024年2月27日、有人宇宙飛行ミッション「ガガンヤーン(Gaganyaan)」で飛行する、最初の4人の宇宙飛行士を発表した。

 選ばれたのはいずれもインド空軍のパイロットで、早ければ2025年にも、このうち1~2人がガガンヤーン宇宙船に乗って飛行する予定となっている。

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2024年3月8日・Telescope Magazine

未来のロケットエンジンは、宇宙の彼方へ到達できるか?

 東京エレクトロンさまのWebマガジン『TELESCOPE magazine』に記事を寄稿しました。

 宇宙ロケットの原理が生み出されてから100年あまり、その発展はとどまることを知りません。

 現在研究・開発が進んでいる、ちょっと未来のロケットエンジンについて解説しました。


2024年3月7日・マイナビニュース

スペースX、「スターシップ」IFT-2の飛行試験は“成功” – 14日に次の飛行試験

 米宇宙企業スペースXは2024年2月26日、昨年11月に実施した新型ロケット「スターシップ」の2度目の統合飛行試験(IFT-2)の飛行結果を発表した。

 同社は、「多くの重要なマイルストーンを達成した」とし、「試験は成功」とした。また、機体が爆発した原因についても特定し、対策や改良を行ったとした。

 早ければ3月14日にも、3度目の飛行試験に挑むという。

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2024年3月2日・マイナビニュース

JAXAの月探査機「SLIM」、“月の夜”を越えることに成功 – 観測再開へ

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年2月26日、月面に着陸した探査機「小型月着陸実証機(SLIM)」について、月の夜を越える「越夜」に成功したと発表した。

 SLIMは、着陸地点が日没を迎え、太陽電池に太陽光が当たらなくなったため、1月31日から冬眠状態にあった。越夜を想定した設計にはなっていないものの、無事に眠りから覚め、運用再開を果たした。

 運用チームは「さらなる観測の可能性にワクワクしています」と期待を語っている。

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2024年2月28日・マイナビニュース

米民間企業が挑んだ月面着陸 – 着陸機「オデュッセウス」が紡いだ叙事詩

 米国が、月面に足跡を最後に刻んだのは、1972年のアポロ計画最後のミッション「アポロ17」だった。以来、米国は月面に人間はおろか、無人の探査機すら送り込むことはなかった。     

 それから約半世紀、米国はついに月面に帰還した。だが、その内容も陣容も意義も、かつてとは大きく異なっていた。成し遂げたのは「イントゥイティブ・マシーンズ」というベンチャー企業であり、アポロでは主役だった米国航空宇宙局(NASA)が今回は”顧客”となり、そして人類が月へ帰還するための前哨戦となるものだったのである。

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2024年2月8日・Telescope Magazine

太陽系の外からやってきた恒星間天体「オウムアムア」の謎とは? | TELESCOPE magazine | 東京エレクトロン

 東京エレクトロンさまのWebマガジン『TELESCOPE magazine』に記事を寄稿しました。

 史上初めて観測された恒星間天体オウムアムアと、それを追いかけて探査する計画、恒星間天体を待ち構えて探査する「コメット・インターセプター」などについて解説しました。


2024年1月18日・Web(その他)

地上と宇宙を飛び交う光が、社会課題を解決する光となる―宇宙での光技術の利活用が叶える未来とは | 東陽テクニカ | “はかる”技術で未来を創る | 東陽テクニカルマガジン

 東陽テクニカさま発行の『東陽テクニカルマガジン』に記事を書きました。

 東京大学生産技術研究所の横田裕輔准教授に、宇宙における光(レーザー)技術の現状や課題、また防災・減災、宇宙ごみ、情報格差といった問題の解決への期待や展望について伺いました。