2021年11月25日・マイナビニュース

世界で最も“退屈”な「アストラのロケット」、ついに衛星打ち上げに成功

 雄大な大自然が広がるアラスカ。険しくも風光明媚なこの地から、一風変わったロケットが宇宙へ向けて飛び立った。

 ロケットを開発したのは、米国カリフォルニア州の宇宙企業「アストラ・スペース」。小型・超小型衛星打ち上げ用ロケットを開発しているスタートアップで、他社とは一線を画する設計のロケットが特徴である。

 これまでに3度打ち上げに失敗しており、2021年11月20日(日本時間)、”四度目の正直”として宇宙へ挑戦。ロケットは順調に飛行し、地球を回る軌道への到達に成功した。

 これにより同社は、衛星の商業打ち上げ市場に本格的に参入。いよいよ競合他社との直接的な競争に臨むこととなった。

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