いよいよ私たちの手に! 無数の衛星がつなぐ「宇宙インターネット」の現状
地球を覆うように多数の小型衛星を打ち上げ、全世界にブロードバンド・インターネットを届ける「宇宙インターネット」計画。その実現に向け、大きな動きがあった。
2021年9月9日、宇宙インターネット事業の展開を目指す「ワンウェブ(OneWeb)」は、米国の大手衛星通信事業者ヒューズ・ネットワーク・システムズとの間で、米国やインドにおけるサービス提供に関する契約を締結したと発表した。
そして13日には、日本のKDDIが、米宇宙企業スペースX(SpaceX)との間で、同社が提供する宇宙インターネット「スターリンク(Starlink)」を、au基地局のバックホール回線として利用する契約を締結したと発表した。
かつては夢物語だった宇宙インターネットが、いよいよ私たちの手に届くところまでやってきた。
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